2007年07月18日

フォーラムin久留米

 14日、台風4号が九州に迫る中、東京から久留米に帰った。「障害者の問題はみんなの問題」というテーマの「フォーラムin久留米」というシンポジウムに出るためだ。何とか、午前中の便に乗り、久留米には午後1時ごろついた。一旦家に帰ると雨はともかくとして益々風が強くなる。福岡行きの航空便の運行状況を知り、もし欠航等となれば便の変更を行う必要があり、午前5時には起きだしてしまったので、睡眠時間3時間。眠たくてしょうがない。フォーラム中止のメイルでも入っていないかとパソコンに向かうが、何の情報も入っていない。結局、2時からの市長たちの討論(首長セッション)が終わるころから出ようと午後3時前に家を出た。軽自動車で街を走ると、風で車体がゆらゆらゆれるのを感じる。街を走る車はほとんどない。多くの店が閉じている。何でこんな日に出かけているんだ、と自問する。結局3時過ぎに会場の市民会館に着いた。
 会場に入ると、首長セッションは、久留米市長の20分間の講演に変更になり、私が話を聞こうと思っていた「当事者と厚生労働省」のセッションが既に始まっていた。障害当事者と厚生労働省課長・室長の激突だった。いっぺんに眠気が覚めた。聞いているだけなのに思わず心の中で参加してコメントしている自分がそこにいた。元気が出てきた。眠っていた頭が次々に感想と考えを繰り出す。

フォーラムin久留米の続きを読む

2007年07月16日

日本アカデミックスのレベル、それとも放送局のストーリー?

 7月15日、TBS系日曜朝の番組「サンデーモーニング」を見ているとパキスタン・イスラマバードのモスク占拠・強制排除事件とその背景について解説がなされていた。高橋和夫先生が、アフガニスタン、パキスタンのイラク化と言えば、浅井信雄先生が、国際社会が支援しているからと言って米国支援のためのイラク・アフガニスタン協力を、対テロ戦争の名の下にやっていいのか、と疑問を呈する。
 聞いていて、日本の学者の国際問題へのレベルが低いのか、放送局が今回のパキスタンでの問題を強引に日本の中東・南アジアでの対米協力を否定したいが為にこのようなストーリーを作って、学者にしゃべらせているのか、或いは発言を編集しているのか、と思った。日本人聴取者の国際情勢への無知につけいるかのようだ。
 

日本アカデミックスのレベル、それとも放送局のストーリー?の続きを読む

2007年07月06日

自分の傷は忘れない

 過去の問題についての最近の議論を聞いたり読んだりしていると、「人は、他人を傷つけたことは忘れても、自分が傷つけられたことは忘れない」のだということを改めて感じる。
 慰安婦問題米議会決議について言えば、アメリカはけしからん、と怒っている日本人が多いだろう。在オランダ日本大使館で慰安婦問題を担当していた私としては、日本政府は首相がきちんと謝罪しているし、太平洋戦争に関わる賠償の問題は全て法的に解決している中で「平和のためのアジア女性基金」を設立し償い金支給や償い金事業を行った。これ以上何をすればいいんだと思う。いったいアメリカは何様か、とも思う。しかし、問題はそういうことではない。日本人に傷つけられたと感じ恨みに思っている外国の人々の気持ちや人生を日本人がどう捉えているか、という、日本人自身の問題なのだ。

自分の傷は忘れないの続きを読む